THE ALFEE
AUBE2007 Spring Tour 春の嵐
2007.06/20 神奈川県民ホール


下記で特に感想を書いていない曲については 2007.04/05 川口リリア 参照。


定刻より7分ほど遅れての開演でした。

AFFECTION
 今ツアーはこの曲がOPになってるけど、いいね♪

夢よ急げ
 『こー』がファンになった頃には既に歌われてた曲です。
 それから20数年・・・きっと[THE ALFEE]のライブでイチバン多く聴いている曲と思います。
 思い入れもあるし、いつ聴いてもちょっと泣けてしまう、そんな曲です。
 今ツアーでは『2曲目にして泣かすなよ。。。』て感じ(泣

トラベリングバンド (初日は STARSHIP −光を求めて−
 おぉ!!やった!!聞きたかった!!
 「♪〜 東へ西へ、たどり着いたぜヨコハマー!!」桜井さんが絶叫します(嬉
 桜井さん→坂崎さん→タカミーとVoチェンジしていく曲なんだけど、
 最後のタカミー・・・どうしたのか、今イチ決められず(汗
 「どうしたいのかなぁ〜、なにがしたいんだろうな〜(笑」
 坂崎さんが次のMCの中で、笑ってました。

 最高で120回以上、齢50を過ぎた今でも年間60回のライブをこなすだけでなく、
 それを途切れる事なく30年近く続けてる3人さん
 今の日本のロックバンドの中で「トラベリングバンド」という言葉は、この人達にこそ相応しい。


ここまで3曲だけでも、ちょっとヘトヘトになるくらい盛り上がってました。

MC 坂崎さん
 「こんばんわー!!」
 挨拶代わりの短いMCを挟みます。
 「今日も熱くなりそうです!」
 そして3階→2階の順に客席を煽った後
 「イチバン新しいアルバムから」と次の曲を紹介


Change
 さすがにライブで歌いこんだだけあって、決まってたなぁ♪
 曲の最後「Chenge My Life!」のディレイエコーには、初日同様に鳥肌☆

You Get To Run (初日は Nervous Breakdown
 今ツアーでは初めて歌われる曲です。

 SynのOPを聞いて『何て曲やったっけ・・・』思い出すまでちょっと時間がかかった。
 この曲をライブで聴いたのはいつ以来かなぁ・・・
 少なくても10年は前の話になると思うけど(大汗
 そもそも歌われる機会が「少ない」部類に入ってしまう、この曲・・・
 さすがにカラダは動かなかった(汗
 でも、そんな滅多に歌われない曲を聞けると、アイスで「当り」が出たみたいで、ちょっと得した気分です♪

Shout
 坂さんがハンドマイクで歌い、花道まで出てきます。
 今ツアーが初めてライブで歌う機会だった曲なんですけど・・・
 コブシを上げるタイミングなど客席のノリも「しっかり」固まった様です(笑

MC 桜井さん
 「ヨ・コ・ハマー!!熱い!!」
 横浜でのノリと盛り上がり、全国でもTOP3に入ると『こー』は自負してます(v
 入梅宣言後、ほとんど雨の降っていない事を持ち出し「暑い!」とも(汗
 この日の横浜の天気(午後は晴れ、気温は30度近くまで上がりました)を引き合いに出し、
 「ピーカン・・・いやキューカン?(アルファベットでPの次がQだからね/汗)」
 暑く湿度が高い事だけでいつもより多く体力を消耗する・・・ 客席に着席を促します。
 そんな時でも、桜井さんは上下スーツにネクタイ・革靴と言うスタイルは変わりません、
 「スーツの中はグショグショです、わかるでしょ?この辺。」
 とスラックスが汗で張りついてる様を見せます。

 その後、先日のプロ野球+Jリーグ「湾岸対決(※)」のアイデアに関心した事を話します。
 (昼に横浜ベイスターズ−千葉ロッテ、夜に横浜FM−ジェフ千葉の試合が横浜で行われた日に、
  2会場のチケットを共通にした画期的な企画でした。
  「湾岸」とは東京湾を挟んで横浜と千葉が向かいになる事から命名。)
 桜井さん、ファンだと言ってた某「YG」の事を、良く思ってないのかな・・・そんな印象。

 桜井さんが坂崎さんを呼び込みます。
 スポットライトが当たった時、坂崎さんはサイドスピーカーに寄りかかってた(汗
 坂崎さん出てきたヒトコト目で
 「え、なに?[THE ALFEE]と[SMAP]が一枚のチケットで見られるの?」とボケ。
 「でも大変ですよ」と切り返す桜井さん「どっちも(ライブが)長いんでしょ?」
 [THE ALFEE]は3時間半が「普通」ですけど・・・
 桜井さんの「長いんでしょ?」の言葉に、坂崎さん「SMAPも(ライブが)長いの?」聞き返すと
 桜井さん「知りません」とぼけた(汗

 そこから、もし桜井さんが[SMAP]に入っていたら・・・という話し、
 以前、[SMAP]の番組に[THE ALFEE]が個別にゲスト出演した時に
 それぞれ3人は[SMAP]に入れるか?と言うアンケートを取った事などを話し、

 「[SMAP]の様に高いトコにも行く、早変えもする・・・」とタカミーを呼び込みます。
 タカミーは・・・MCなし(汗
 前の2人で時間を掛けすぎて「巻き」が入ったらしい。


 「ここでバラードを」と次の曲へ・・・

Believe (初日は Promised Love
 『お〜・・・』ちょっと驚き。
 『こー』がイチバン[THE ALFEE]にのめり込んでいた頃のシングルです(笑
 もう10年以上前になりますけど、ちっとも古くない。

Find the Cost of Freedom(邦題:自由の値)
 CSN&Yの曲を歌い・・・

シュプレヒコールに耳を塞いで
 座りながら聞く曲じゃないと思っていたので、初日には少し違和感もあったけど・・・
 座って聞くのも「あり」か?

終わりなきメッセージ (2007年バージョン)
 今ツアーから歌われている「New Take」です。
 座っている状態で、この曲が始まるけど・・・座ったままこの曲は聞けないね♪
 この曲のサビ前でバタバタと客席全体が立ち始めるけど、
 都合2曲と少し・・・今までのツアーと比べても座ってる時間はとても短い気がする。

MC 高見沢さん(+2人)
 新たな「桜井さん伝説」として
 ツアー先の高層ホテルの部屋で、桜井さんの部屋の窓にだけ鳩のフンが付いていた事を話し(汗
 こんな(面白い)事もあるし、同じ曲を歌っていても、その日その日で全く感じ方が違う。
 「ツアーはやめられない」とも話してたっけ。
 いろんな事を話しててて笑える話が多々あったけど、文字に起こすには脈略無い状態になってたんで他は割愛します。


DEAR MY LIFE
 相変わらずカッコいい曲だねぇ(泣

春の嵐

流砂のように

天河の舟

Brave Love 〜Galaxy Express 999〜

愛を惜しみなく



EDSEが流れ、舞台袖に帰る所ですが・・・
桜井さんが右向き、坂崎さんも右向き、タカミーが・・・左向き
坂崎さんに「反対だよ」とジェスチャーされて向きなおり、みんな揃って上手(ステージ右)に帰って行きます。
ここは上手にしか楽屋がないけど、毎回毎回・・・誰かが逆を向きます(汗
最近、密かな楽しみで♪


この日も盛大に「アンコール!!」の掛け声、横浜はやっぱり熱いです。


アンコール1

今回も衣装は「若かった」です☆

19(nineteen) (初日は シンデレラは眠れない
 やった!今ツアー初!
 この日はメッチャ決まってた!カッコ良かった☆
 1番の最後「You Are Just 19・・・・」の後、タカミー歌わなかったね。
 逆にそれも良かった気がする。

間髪入れず、ファンファーレ調のOP・・・

Victory (初日は サファイアの瞳
 『うわーしまったぁ・・・』ヒザに手を付いて少しだけうなだれる『こー』(汗
 そうです、この曲には「フラッグ」が必要なんです(意訳:フラッグがあれば、より楽しめます。)
 去年の夏イベには、ちゃんと用意して行ったのに(悔
 横浜フリューゲルスのフラッグもあるのに。。。(この曲は、Jリーグ[横浜フリューゲルス]のオフィシャルソングでした。)
 まぁ、それでも盛り上がる曲だし、代わる方法もあります♪

歌い終わって坂さん・桜井さんが下手袖に。
アルプスの少女ハイジのOP曲が流れると・・・

出し物
 黄色い帽子をかぶり、黄色い肩掛けカバンを提げた大きな幼稚園児が手を繋ぎながら「元気良く」下手から登場・・・
 今ツアーは「はるのあらし」ちゃん(坂さん)「はるのあられ」ちゃん(桜井さん)が
 先生(タカミー)はEG、あらしちゃんがBを弾き、あられちゃんが[TOKIO]の替え歌で、
 MAKOTO(お菓子)の宣伝(汗
 他にもいろいろあったけど、すっかり定番になったこの出し物コーナー、ライブで見て下さい。
 あらしちゃん・あられちゃんの2人が袖に下がり、

 タカミーがKey→Drと紹介、
 そこへ坂さん・桜井さんがステージに戻ります・・・見事な早変えです(汗
 「ギター!坂崎ラッキー」「ベース桜井アンラッキー」と紹介し、
 タカミーは自分の事を「僕の名前は高見沢ロミオだ♪」
 そして客席に「僕の名前を呼んでくれ!」と話し、何度か「ロミオ」コール(笑
 何度が呼ばせた後「僕がロミオならみんな(客席)は・・・」と振るも、反応がイマイチ遅い事に不満そう(汗

 そして「ロミオと言えばジュリエット、ジュリエットと言えば、そんな曲(Juliet)もあります!」
 下手袖から「ジュリエットメーター(仮装大賞で使われる様な縦型の得点表示をするメーター)」が運ばれてきます。
 客席からの「ジュリエット」コールで満点が出たら歌われる・・・と言う事で、
 「ジュリエットー!!」と3回コールをさせるも満点にはならず(笑
 (ツアーファイナルで満点になるのかな?)

クリスティーナ (初日は メリーアン
 やった!この曲も盛り上がるから好き☆

星空のディスタンス
 ピンクのテープが打ち出され、1階席はピンク色に・・・壮観☆
 ちなみに、ここのスタッフ・・・こういう特効を始めとして
 ライブに関しては日本でも先駆け的な存在です。

FLOWER REVORUTION
 DrのOPで足元の準備をするのは・・・『こー』くらい?(汗
 足元にあった荷物を座席に載せて、足元を広くします。
 準備が出来たら、後はタカミーの「Hey Jump!」の掛け声と共にJump!Jump!
 ・・・何と言われ様と、楽しいです♪(笑

タカミーは「どうもありがとー!!」と叫び、EDSEが流れメンバーは上手袖へ。


アンコール2

明日なき暴走の果てに (初日は See You Again
 客席から「おぉ〜」と言う声が漏れます。
 坂さん・タカミー2人ともAGを持って歌う曲です、この形もいいよね♪

 歌い終わった後の客席からの拍手は、ここでのものがイチバン大きかったし、なかなか鳴り止まなかった。

MC 高見沢さん
 「未だゴールは見えず」という歌詞にかけて「まさにアルフィーのテーマソング」と紹介します。
 「この歌も何十年と大事に唄ってきたけど、20代の時、30代の時、40代の時と、それぞれ感じ方や意味合いが違う。
  これが、○(うん)じゅう代となると、どうなるんだろう?楽しみなんだけど・・・暴走、出来るのかな?(笑」
 20数年ライブをやってきたけど、まだまだ「これから」のバンドだと思います。と宣言。

 そして、横浜と言えば「夏イベ(夏の単独野外イベント、去年まで25年連続でやってました。今年はお休みです。)」の印象が強い。
 その夏イベにちなんで、1982年の雨の横浜スタジアムで歌った曲を歌うと言う事で、
 「久しぶりに叫んじゃおうかな・・・アルフィーは永遠に!!」
 このフリから続く曲はこれしかありません・・・

ラジカル・ティーンエイジャー (初日のアンコール2は1曲でした)
 これも、ずっと歌われてきた曲です。
 泣いてしまってステージが全く見えなかった(泣
 「涙を拭いて立ち上がるのさ 時代を創れラジカルティーンエイジャー
  感じるままに叫んでみろよ 時代を走れラジカルティーンエイジャー」
 この歌詞に励まされたのも数えられないくらい。


終演 21:31でした。



「どうだ!!」と言わんばかりのセットリスト?(笑
初日の川口と比べると、22曲中(川口は21曲)実に7曲変わってました。
そして今ツアーの中で始めて歌われた曲が
You Get to Run][19 −nineteen−][Victory]と3曲も☆
さすがカナケンならぬ「ヨコケン」(いつやったかタカミーが「横浜県民ホール」ていい間違えた事に由来。)ハズレがないでしょ?
自身で言うのもヘンだけど・・・『いいトコのチケット押さえたなぁ』て感じです(笑


最近は、MCの面白さや演出の豪華さが取り上げられるミュージシャンが非常に多い、
むしろ、そっちがメインかの様な紹介のされ方をする人すら居る、実際にそう仕向けてる時もある・・・
年に1回とか、何かの機会にと言うなら分かるけど、そればっかになってるミュージシャンが増えた。
それはライブとは言わないでしょ?
MCを中心に据えるなら、ただのトークライブだし、演出が中心なら全く違う見世物でしょ(苦笑
セットリストが変わらない人も多い、せっかくのライブと言う機会なのに、
そこで歌う曲もCDの「コピー」、下手したらMCの内容まで同じ人すら居る。
そんなライブ、1ツアーで1回だけ行ったら十分、2回目は飽きるし、
次のツアーに足を運ぼうかどうかは考えてしまう。
そうやって行かなくなった人もたくさん居ます。
ライブは、あくまでも歌が主、そしてMCや演出は副。当たり前だけど「見る側」がこれを逆にしてる時がある。
そう勘違いしてるファンが多いミュージシャンほど、
一過性では流行っても、ファンが定着せず、先が短く、程なく飽きられる傾向にあると『こー』は感じています。

でも[THE ALFEE]は違う、
どれだけCDが売れて無くても(汗
ライブへの動員数なら、まだまだ引けを取りません。
むしろ大きい所でやっていないにも関わらず、かなりの動員数を弾き出してるはずです。
それは・・・やっぱりライブと言う部分に根ざして『また行きたくなる』きっかけがあるから。
ライブで歌う曲のほとんどはCDのまま歌われる事がない、ライブ用にどこかが違う。
そしてツアーが進めばセットリストも変わっていく、2Daysならもっと変わってしまう(笑
それは、同じ曲がいつも聞けるとは限らないし、一度聞いた曲が次にいつ聞けるかも分からない。
流行った曲や「定番」と言われる曲でも、平気で数年歌われない事もあるくらいです。
そして、唄を聴きに行った「おまけ」としてMCの面白さと演出がある。
あくまでも歌が主、それ以外は副。
このスタイルが崩れない限り、[THE ALFEE]のライブパフォーマンスは問題ないと思います。

また気づいた事があれば、ボチボチと追記していきます。


『こー』