THE ALFEE
AUBE2007 Autumn Tour 天河の舟 ファイナル
2007.12/29 大阪城ホール



ツアーファイナル大阪城ホール、
アリーナ21列目、センターステージのほぼ真正面。
後ろのステージと重なる事なく、全体をキレイに見られる場所で申し分なし。
そして、人生初アルコンという方を連れました。
ライブが好きな方で、いろんな方のライブに出かけて行く方ですが・・・
はたして、このライブでどんな感想が出てくるのか!?
連れてきた『こー』としては自信はあるものの、
少し独特なアルコンの雰囲気に、ちょっと不安も。


18:09頃に場内が暗転、幻想的なOPSEが流れ開演です。

SEが終わると、ステージ右にピンスポが一筋・・・そこにはタカミーが。
今ツアーではお決まりのOPになりました。
EGを弾き、客席を煽れば・・・

JOURNEY
 OPでの煽りが少し短かった?
 いやいや、それでも「さすが大阪!」と言いたくなる盛り上がり☆

恋の炎
 『こー』は今ツアー初めてになる曲♪
 気分も『♪♪』て感じで盛り上がります。

DrとEGの掛け合いを挟んで・・・

Good Times Boogie
 前奏後に「Go!!」の掛け声でタカミーがジャンプするのも今ツアー最後☆
 『こー』も一緒に跳んだら良かった(笑
 アチコチでタカミーがシャウト気味に歌う場面が多かったです、
 ファイナルと言う事もあって、いつも以上に気持ちもノッてたかな♪


− 短い繋ぎのMC −
坂 「こんばんわー−−−!!
   ファイナルがやってまいりました!泣いても笑っても今日が最後!
   今日は全て!この城ホールに置いていってもらいたいと思います。
   ぜひ!楽しんで帰って下さい!」

 の様な短いの挨拶の後・・・

ロックンロール・ナイトショー
 [恋の炎]と共に、聞けなくてちょっと悔しい想いをしてた曲♪
 『こー』は、さらに(お連れさん達を差し置いて)盛り上がります(笑

Juliet
 激しい曲が続いたかと思えば、
 楽しい振付けの曲があるのも、また楽しさです♪

 今ツアーでは、この後にビートルズの「何かの曲」に乗せて
 (「バースデー」であってる?・・・洋楽は全くと言うほど知らないもので/汗)
 ♪〜 Oh Yeah! I Wont You! I Need You! オオサカー!! I Love You!!〜♪
 と繋ぎ・・・

I Love You


 歌い終わり次の曲へ・・・
 幻想的なKeyの中、センターステージに3人が集まります。
 1本のマイクに向かって、3人で「ほしぞらの〜」と唄われれば・・・

星空のディスタンス
 「おぉ〜すごい・・・」とは、今回、初めて来て頂いたライブ好きのお姉さん、ちょっと安心♪
 最後もいつもより多くかき回して、最後はタカミーが「How!」で締め。


− MC −
坂 「どうもありがとうございまーす!
   いいねぇ、キラキラしてて・・・」

 と坂さん、前の曲で使ってたタカミーの電飾付きのEGを見て・・・

坂 「いいなぁ・・・付かないだろうなぁ。
   この辺り(AGの外縁)に電飾(笑
   それでは、まだまだ先は長いので「しらばく」の間は・・・」

 と、着席を促します。

坂 「おーい!!」

 と、ステージ真横のスタンド席に手を振り、さらにアリーナの一番奥の方にも・・・

坂 「おーい!!」

 客席の反応がいい事を感じて・・・

坂 「気持ちが近くに行く様に飛ばしますんでヨロシク。
   あっというまに2007年の秋のツアーもファイナルですが
   秋のツアー今日が初日の方・・・」
客 「はーい!」 (けっこう多くの声が・・・)
坂 「あ、いたいた♪
   じゃぁ、今日がファイナルの方。」
客 「はーい!」 (ほとんど全員/笑)
坂 「・・・(手を)挙げてない方は何を見に行くんでしょうか(笑
   10月から(秋ツアーを)始めて、毎年この頃は冷え込む時期ですけど、今年はそんな事ないねぇ。
   いつも体調を気にしながらファイナルを迎えるんですけど、
   今年は(体調が)いいですね、防御してたせいか・・・マスクと手ピカジェルですね(笑
   功を奏しました。
   インフルエンザかかった方て居ます?」
客 (数人居たらしく・・・)
坂 「もう持ってないでしょうね・・・(息は吐かないで)吸っておいて下さいね(笑
   ノロウイルス持ってる人・・・て、挙げづらいよね(笑
   鳥インフルエンザの人・・・挙げられないよね(汗
   いろんなウイルスがとびかってると思いますけど、マスクをしても構いません。
   帰ったら、うがいと手洗い!大事ですね。」

 (話題をチェンジ)

坂 「今日が生まれて初めての方は・・・」
客 「はーい!」(アチコチから声が・・・)
坂 「それはそれは初めまして、ありがとうございます。
   アルフィーの坂崎と申します、53(歳)でございます、
   1954年の4月15日はウソをついておりません!(←今年は偽装やウソに関するニュースが多かった事にかけて)
   O型でございます・・・カラダは小型でございます(笑
   それでは1月20日生まれの方をお呼びしたいと思います、
   盛大な拍手を持ってお願いします、半端じゃ出てきませんからね・・・桜井さ〜ん!」

 下手袖から桜井さん登場、定位置に立ち「ゆ〜〜〜〜ったり」と、下手・上手・正面と手を広げての挨拶。

桜 「おいでやす(シブく)」
坂 「おいでやすて・・・(笑」
桜 「え?ふざけてる?・・・来年からちゃんとします(笑」

 (短いやりとりがあって・・・)

桜 「いやいや、いつも坂崎さんの仕事ぶりを見ているとアタマが下がる思いです。」

 (と、桜井さんは、ふんぞり返ってみる。)

坂 「下がってないじゃん、後ろに下げてどうするんだよ。偉そうじゃんか・・・そのへんのプロデューサーみたい(笑」
桜 「どーなのよ幸之助ちゃ〜ん♪」(後ろから肩を揉むしぐさ)
坂 「“ちゃん”はやめてよ、肩揉まなくていいから(笑」
桜 「そういえば、これ(肩揉み)急に女子社員にやるとセクハラらしいですよ・・・」
坂 「“ちゃん”付けもダメですよ、幸之助“ちゃん”もセクハラですからね。」
桜 「何でぇ!?オトコだからいいんじゃないの?」
坂 「いやいや、女の上司がさ・・・幸之助“ちゃ〜〜ん”なんて言ったら・・・逆セクハラ(笑」
桜 「あーそう、イヤな世の中になりましたねぇ・・・」
坂 「帰り際に、一緒に帰ろう!って言ってもセクハラらしいですからね。」
桜 「えぇー!?それで!?・・・俺たちの世界じゃ、みんな死刑じゃん(笑」
坂 「朝から晩までセクハラですよ(笑
   よく女子がガマンしてると思いますよね(汗」
桜 「女子・・・(笑」
坂 「でも逆もありますからね・・・」
桜 「“何を言ってるんだよ!あのツルッ○○・・・”とか(笑」
坂 (爆笑
桜 「“元気がねぇなぁ・・・あのツルッ○○”なんてね(笑」
坂 (爆笑
桜 「ヘンなトコに入っちゃいました?」

 (坂さんの笑いのツボに入ったらしい)

坂 「あなたにはそんな事、言わないでしょう?」
桜 「陰で言ってるかも知れませんよ?給湯室とかで“あれ絶対に乗っけてるわ”(笑」
客 (笑
坂 「“何を言っちゃってるんだろうね、土瓶、茶瓶、○○チャビン”とか?(笑」
客 (笑
坂 「またこのネタで・・・(汗」
桜 「もうやめましょう!」
坂 「とか言いつつ(笑」
桜 「もう(自虐ネタは)限界かも知れない(笑」
坂 「でも、やめると・・・
桜 「やめた瞬間から勘ぐられるよね・・・まさか!?」

 (坂さんがタイミングよくマイナーコードで「♪〜 チャララン・・・」とサスペンスドラマなんかで使われる様なメロディーを。)

客 (笑
桜 「こうなったら波平さんみたいに1本でも言い張るしかないね(笑」

坂 「(客席に向かって)すいません(笑
   で、今年はどうでしたか?」
桜 「いい年でした。休みがたくさんあった。」
坂 「それはいいねぇ(汗」
桜 「いやぁ、でもね・・・ただ休みがあればいいってもんでも(汗
   あれは働いて、休んで、働いて、休むからいいんであって・・・」
坂 「あなたの場合は・・・」
坂・桜 「休んで、休んで、休んで、休んで(笑」
坂 「あいだにちょっと働いて?」
桜 「ちょこっと(働いて)休んで、休んで・・・みたいな。
   何か敵意を持った様な言い回しだなぁ。。。オレの被害妄想ダケ?」(←新種のキノコか何からしい)
坂 「そう、ヒガイモウソウダケ(笑
   でも、あれでしょ?いいもの食べて休んで、筋肉つけて・・・」
桜 「そう、これで準備万全!て、ツアーがスタートした瞬間にカゼひきましたからね(笑」
客 (笑
坂 「意味ねーじゃんかよ(笑」
桜 「言われました、お前は何のために3ヶ月休んでたんだって。」
坂 「自己管理がなってないって?」
桜 「カラダの管理機能が働かなくて(汗」

坂 「では、この年で一番働いたオトコを紹介しましょうか。
   この方は働かないとダメみたいですね。」
桜 「マグロと一緒ですからね、働いてないと・・・」
坂 「動きが止まっちゃう(笑」
桜 「マグロの様に泳いでないと?(笑
   でも、どのチャンネルみても出てましたよ?
   ・・・言い過ぎました?」
坂 「言いすぎじゃないですか?」
桜 「でも、休んでるほうから見ればあちこちに出てましたよ?
   え!?料理番組も?オイラの泉とかにも?て・・・」
坂 「オイラじゃねーよ!オーラ(笑
   自分家の庭に掘ったんじゃあるまいし・・・」
桜 「失礼しました、申し訳ない!(笑」
坂 「では、ご紹介しましょうか。高見沢さーん!」

 (上手袖から裾の広がった白いドレス姿で登場)

坂 「高見沢の世界が出来上がってる訳ね(笑
   これスカート?なんて言うの?」
高 「・・・背広」
客 (笑 坂 「せびろ!?」
高 「ちょっと手の込んだ背広で」
客 (笑
坂 「あれは?」

 (桜井さんがスーツ姿なのを指差して・・・)

高 「あ・・・(素
  (桜井さんのスーツの左胸のワッペンを指して)胡桃みたいのが付いてる」(と、とぼけてみる。)

 (ステージの後ろの方から笑い声・・・しかもツボに入ったらしく止まらず。そんなバンドメンバーを見て・・・)

坂 「お前らが笑ってどうするんだよ!
   笑うんだったらチケット代払ってそっち(客席)行け(笑」
客 (爆笑

 (落ち着くのを見計らって・・・)

坂 「はい。それでは・・・音楽の方に戻りましょうかね(汗」


Another Way

1月の雨を忘れない

DNA Odyssey


高 「どうもありがとう。
   みんな仕事納めかも知れないけど、今日のぼくらは弾き納め・歌い納めという事でね・・・
   秋の大阪城(ホール)は盛り上がるんだけど、ちょっとセンチメンタルな感じになるんだよね、
   ・・・センチメンタルな高見沢俊彦ですが、燃えてます!」

  ツアーを続けて来ていろんな想いがあると話し、
  さっきのAnother Wayじゃないけど、
  「もし、3人が出会っていなかったら?」という所から・・・

高 「思い浮かばないんだよな、特にオレなんか(笑」
客 (笑
高 「桜井は公務員とかね(真面目な職業が)似合いそうだけど。
   昔、都庁でバイトしてたからね。」
客 へぇ〜
高 「いや、大した事ないんだよ。切手貼って宛名書いてるだけだったから。」
客 (笑
高 「まぁ、(桜井は)そういうコツコツやる事も出来るからね。
   坂崎はね、酒屋の息子だけど・・・根が暗いからね、
   意外と御用聞きとか行けないかも知れないんだよね・・・
   そこで、ギターを持って行くといいかも知れない(笑」
客 (笑
高 「でも、うるさいだろうなぁ、ギター持ってきたら。
   いちいちギター弾きながら“奥さん!今日はどうですか!”とか言いながらね(笑」
坂 「ギター持って御用聞きなんて行くかよ・・・
  “お醤油1本だけですか?”とか?(笑」
高 「そういう(注文が少ない)時は、マイナーコードとかね。」
坂 「ギターがないんで具体的な事が出来ないけどね・・・」

  (その時はギターを持ってなかったが、下手袖からローディーさんがAGを持って、駆け足で坂さんの所へ・・・)

客 (笑
坂 (笑
高 「じゃぁ、まず醤油が5本くらい・・・」
坂 「えっ!お醤油が5本!ありがとうございます♪」(軽やかなメロディーを奏でます。)
高 「やっぱ1本でいいや」
坂 「えっ!(マイナーコードで「♪〜 しゃらら〜ん・・・」ちょっと寂しげに。)もうちょっと何か・・・」
高 「わかったよ塩2キロも・・・」
坂 (再び軽やかなメロディーに・・・)
高 「やっぱ500グラムでいいや」
坂 (マイナーコードで、先ほどよりも「どよ〜ん」としたメロディー)
高 「やっぱ、やかましいよ(笑」
坂 「(多く)回れねーな(笑」
高 「歌う御用聞き・・・来年(ステージ上のネタで)やってもらおうかな(笑」

坂 「そういう自分はどうなのよ(違う職業は?)」
高 「それが思いつかないんだよ」
坂 「日本史の先生とかいいんじゃない?小野妹子とか・・・」
高 「無理!」(即答)
客 (笑 高 「背広とか着てらんない。
   て、お前ね・・・この格好見てそう思ったろ(笑
   小野妹子はオンナじゃなからな。」
坂 「知ってるよ、遣隋使(で有名な人)でしょ?」
高 「おっ、すごいじゃん♪」
坂 「内藤大助は、けんとうし(拳闘師)(笑」 (ボクシング日本チャンピオン、亀田戦で有名に。)
   (遣隋使→遣唐使の流れにかけたのと、遣唐使=拳闘師でさらにかけて。)
客 おぉ〜
坂 「・・・考えすぎて、あんまり面白くなかった(汗
   でもね、お前みたいな先生が居ると面白いよね。
   あ、でも、お前じゃ(字が汚くて)黒板の字が読めないや(笑」
客・高 (笑
坂 「せんせー!それ何て書いてあるんですか?」
高 「それだけで授業潰れちゃうか(笑」

 (方向転換)

高 「ま、結局、いろんな道があったとしても、
   僕らが出会ってしまった以上、この道しか無かった・・・
   “アルフィー”(として歌を唄う)しか無い訳で。」
客 (拍手
高 「僕らがここで集まってるからこそ、皆さんとの出会える訳で、
   そういう出会いは大事にして行きたいと思います、来年もヨロシクお願いします。」


エルドラド

Arcadia

運命の轍 宿命の扉
 最近の『こー』にはメチャクチャ響くこの曲・・・
 今ツアーは、ずっと泣きのツボでした。
 最後まで笑って聞くことは出来なかったです。
 しばらくは泣きながら聞く事になると思うけど、
 いつかは、笑って拳を振り上げられる様になればなぁ・・・と思います。

100億のLove Story
 初めて正面から照明を見たけど(「よこすか」では正面でも上から見下ろす様になってたので)
 大きい所だといいですね・・・決して凝った演出でもないし、
 ぶら下げておくだけの星球(LED)なんですけど見映え良かったです。

天河の舟

愛を惜しみなく
 

 20:00過ぎに本編が終了です。


<アンコール 1>

 Drのリズムにのせて3人さんが登場、その手にはキャノン砲を持っています。
 センターステージまで来て、桜井さんが下手、坂さんがアリーナ奥、タカミーが上手を向き、
 タカミーの「せーの!」の掛け声と共に、キャノン砲からカプセル発射。
 それぞれ誰かが受取ったのを見届けるとステージ上の定位置へ・・・

FLOWER REVORUTION
 「Hey Jump!」の掛け声も、今年最後です☆
 気持ちは逸るけど、高く飛びすぎない様に注意しながらジャンプジャンプ!

Bad Girl
 ひっさしぶり♪な曲。
 思わず『やった☆』声が出ちゃいました(汗


 歌い終わると、間髪居れずにステージ転換の為の「あの」テーマが流れます☆
 下手から、祥寺張扇(ジョージハリセン:サクライ)登場!!

<BEAT BOYS コーナー>

祥 「ハロー!オオサカー!」
客 Yeah−!
祥 「We!Are! The!BEAT BOYS!!
客 Yeah−!
祥 「オオサカだぜッ!」
客 Yeah−!
祥 「今夜もごっきげんなダンスと、ごっきげんなハーモニーで、みんなのココロをワ・シ・づか・・・みッ!」
客 Yeah−!
坂 「こら。[BEAT BOYS]は3人だって言ってるじゃない!いい加減にしな!このトンチンカンオヤジ。」
祥 「あれ!?気が付いた。
   なんだ、一見若そうだけど、良く見りゃ老けた坊ちゃん、良く気が付いたね〜。」
坂・客 (笑
祥 「では、今夜もメンバーを呼ぼう!みんなも大きな拍手で迎えて欲しい!」
客 Yeah−!
祥 「ポール・マッカーサー(タカミザワ)&ジョン・ノレン(サカザキ)!!」

 と、運ばれてきたのは2人のパネル。
 下手から運ばれて来たジョンのパネルは、祥寺のひざ下までしかないミニVer。
 上手から運ばれて来たポールのは、「普通の」等身大のパネル。

坂 「何だこりゃ(汗」
祥 「夕べ寒かったから、それで縮んじゃったんだよ。」
坂 「バーゲンで買ったTシャツじゃあるまいし、寒さで縮む訳ないだろ(汗」
祥 「これは、お前さんのココロの狭さに正比例してるんだよ・・・ね、ミニ之助ちゃん♪」
坂 「ミニ之助じゃねぇ、幸之助だって。」

 この後、流行語にかけたネタをやった後に・・・

坂 「だいたいあなたは、いったい何しに来たの!?」
祥 「良くぞ聞いてくれました、実はさ・・・紅白・・・」
高 「え!?出るの?」
祥 「いや、見るんだけど。」
坂 「何だよ、見るだけかよ。。。」
祥 「感じ悪い。。。だから紅白見ながら食べるのにピッタリな、ソースせんべい(ツアーグッヅ)の行商に。」
高 「行商て・・・(笑」
祥 「どうだい、お兄ちゃんも買っていかないかい?」
高 「よっ!フーテンの寅!」

 (「男はつらいよ」のテーマが流れ・・・)

祥 「私、生まれも育ちも葛飾柴又、姓は車、名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅と発します。」

 と、口上がスタート、そのままソースせんべいの宣伝へ。
 口上の最後の方で・・・

祥 「どうだい?お姉ちゃんも買っていかないかい?
   これ食べると千客万来、夫婦円満!良縁にも恵まれて行き遅れ解消!」
客 (爆笑

 さらに口上は続き・・・

祥 「さらに今夜はファイナルって言うんで、もう1つ持ってきちゃったよ・・・
   おフランスからやって来た、アルフィーのシャンパーニュだ!
   しかも 100億のLove Story のピアノインストCD付ときたもんだ!
   1杯飲んだらコロッと幸せ、2杯飲んだらデレッと天国、
   3杯飲んだらグラッと腰も抜けるほど気持ちよくなるときたもんだ!」
客 (笑
祥 「どうだい?そこのお姉ちゃん、一緒に飲まないかい?」
客 (はやし立てる歓声/笑)
高 「こらっ!いい加減にせんかい!エロオヤジ。」

 と、ここで口上は終了

高 「俺たちはミュージシャンなんだから、ビシッとやろうぜ。」
祥 「カッチーン・・・(アタマにきたらしい)
   こんな事やらしてるのお前じゃないか(笑」
坂・客 (笑
祥 「(何で)1歩下がって「オレは関係ない」って顔してんだよ!
   こんな台本ばかり書いてないで、ちゃんと曲書け!」
高・坂・客 (爆笑
祥 「それにな、お前なんてギターとったら・・・
   すだちは手で剥いちゃうし、炊飯器にはそのまま手突っ込んじゃうし(笑
   この前の武道館だって、大事な所で歌詞は抜けるは、いい所で転んじゃうわ・・・
   単なる役立たずじゃねーか!(笑」
坂・客 (笑
高 (苦笑
祥 「心配ばっかかけやがって、20cm飛んだとか、3m飛んだとかって
   お前が(結果オーライでケガもなく)喜んだとしても、こっちはココロを痛めたんだよ。。。」
  (※ 武道館で転んだ時は、それくらいの勢いで前のめりにコケたんだそうです/汗)
高 「(うろたえつつ)そんな事、台本に書いてないから(笑」
祥 「アドリブだよ」(ひらきなおり)
高 「繋がるアドリブにしてくれよ(笑」
祥 「何言ってんだよ、あんたが一番アドリブ多いんだからね・・・」
坂・客 (笑 高 「いい加減にしろエロオヤジ(笑」
祥 「あ、なに?その反抗的な態度はなに?(笑
   いいよ、あんたも変えちゃおう♪チェンジお願いね♪
   はい、速やかにパネル交換!」

 上手からもう1枚のパネルが運ばれてきて、
 「普通の」等身大のパネルとチェンジ・・・
 出てきたのはメタボ体型のポールの等身大パネル。

高 「うわっ・・・(苦笑」
祥 「見ろよ、デブミー(笑」
高 「血糖値高そう(笑」
祥 「尿酸値も高いからね(笑」

 ステージ横のスタンド席から「みえなーい」の声・・・

祥 「あ、はいはい・・・ほれっ」(パネルを上手→下手とステンド席に向けてみる)
客 (爆笑
高 「参ったなぁ・・・これ。」

 小さいパネル+祥寺+太いパネルを並べて・・・

祥 「海外行けるよな、どれかは受ける(笑」

 気をとりなおして・・・

高 「ま、今日はファイナルなんで、何か歌ってくれよ。」
坂 「出来れば、このツアーで歌ってきたヤツじゃないのがいいなぁ・・・」
客 (歓声+拍手
祥 「そんな事言っても1曲しか用意してきてないし・・・」
高 「サクライあっての!ファイナル!大阪城ホール!
   みんなで盛り上げて行こう!
   マ・サ・ルっ! マ・サ・ルっ! マ・サ・ルっ! マ・サ・ルっ!」
客 「マ・サ・ル!マ・サ・ル!マ・サ・ル!マ・サ・ル!」
祥 (掛け声に合せて盆踊りの様な踊りでノリノリに・・・)
高 「本人も非常にノッてきたみたいなんで、このまま行ってみたいと思います!
   ツアーでは歌ってこなかった[BEAT BOYS]幻の名曲!行くぞ!!」

エピキュリアン
 長い間ファンやってるけど、まだまだ聞いたことない曲があるのはメチャクチャ嬉しい☆
 (聞いてたとしても、すっかり忘れるくらい前のことで・・・/汗)
 間奏の時にセンターステージまで出てきてくれたけど、カッコ良かった♪
 両隣のお連れさん、そっちのけで目いっぱい盛り上がっちゃいました(笑

 歌い終わると客席からは大歓声+拍手

祥 「サンキュー!!ありがとう、よいお年を。」

 あのテーマが流れ祥寺が下手に下がろうとするとタカミーが、
 パネルと使ったマイクスタンド片付ける様に指示。
 しぶしぶ、それらを片付け、最後にスタッフからホウキが手渡されると、
 祥寺はそれをタカミーに向けて「お前がやれ!(笑」という態度で
 ホウキを突きつけると、タカミーが「え!?おれ??(汗」とでも言いたげな様子。
 祥寺はタカミーにホウキを押し付け、そのまま両手を高々と突き上げ満足そうな表情♪
 ファイナルを目いっぱい盛り上げて下手袖に帰っていきました。
 タカミーはしぶしぶステージ掃除(笑


 テーマが終了するとメンバー紹介へ
 Dr 吉田太郎 → Key 山石敬之 → もう1人Key タダスケ の順に紹介、
 下手から桜井さんが帰ってくるのを確認し、ステージ上に3人揃って・・・
 タカミーが「We!Are!THE ALFEE!!」

<再び THE ALFEE>

 メンバー紹介から続いた「かき回し」が終わり、一瞬の静寂・・・
 Keyのメロディーが流れると客席からは歓声が・・・

STAR SHIP 〜光を求めて〜
 『こー』は去年の夏イベ以来♪
 初めて連れてきたお姉さん「知ってる!」
 他のアーティストと違ってシングル曲を殆どやらないからね、
 偶然にも知ってる曲を歌ってくれて良かった♪

LONGWAY TO FREEDOM
 いやぁ、久しぶりのノーマルVer・・・
 感激して泣けちゃいました♪
 「燃える欲望編」も面白いけど、やっぱこっちの方が好き☆
 最後はタカミーのシャウトで豪快に〆

 そして今ツアーで違った意味で伝説になったこの曲でした。
 (武道館の初日で前のめりに豪快に転んだのはこの曲を歌ってた時だったそうです/汗)

高 「どうもありがとー!!!」

EDSEが流れ終了です。


<アンコール 2>

Going My Way(2007 Ver)


 歌い終わって・・・

高 「どうもありがとう。」

 客席からの歓声と拍手がやます・・・

高 「本当に・・・どうもありがとう。
   来年で[THE ALFEE]は結成35周年、再来年はデビュー35周年・・・」

 と話し始め・・・

高 「ステージに立っている限り、俺たちの気持ちはあの頃のままなんだよな。
   それがアルフィーなのかな・・・と思ったりします。
   この1年も[春の嵐]そして[天河の舟]とツアーだけは途切れずに続けてきました、
   ツアー(ライブ)を続ける!
   これが[THE ALFEE]の、たった1つのプライドではないかな、と思います。」
客 (大きな拍手
高 「(今は当たり前になってるけど)いきなり大阪城ホールでファイナル!なんて事が出来た訳じゃなく、
   コツコツやってきた結果だと思ってます。」

 過去にはいろんな事もあったし、疑問に思う事もたくさんあったけど・・・
 やり続けてこられたのは3人で居たからと話し・・・

高 「今後も塊(3人)で!来年以降も頑張って行こうと思います!」
客 (拍手
高 「時々思うんだよね、俺たちの歌がどれだけ深く(ファンの気持ちに)浸透してるのかな?って
   (そう思うんだけど)分かんないじゃないか・・・
   でも、こうやって声援とか聞くと・・・よし!間違ってねーぞ!とか、よし!新しい歌作るぞ!とか、
   勇気が湧いてくるんだよな。
   (みんなも)いろんな所でストレスが溜まると思います、
   でも、こうやってライブに来て、思いっきり拳を上げるとか・・・
   そう、あの頃の様にな・・・幾つになっても、あの頃の様に、だよ。
   だって、俺たちは“ラジカルティーンエージャー”じゃないか!」
客 (大歓声+拍手
高 「(拳上げてる客席を見ると)よし!まだ頑張れるぞ!て気持ちになれるんだよな・・・
   ステージ(ライブ)だけは、やめられないなぁ・・・。
客 (拍手
高 「何度も言ってるけど、何回も言ってるけど、いいか!付いて来いよ!!」
客 (大きな拍手
高 「この1年、個人的にもいろんな事がありました・・・(ちょっと涙ぐみながら)
   もちろん、いい事ばかりでは無かったけど・・・
   こうやって、最後・・・みんなの前で、ギターを弾ける事は、素直に良かったな・・・と思います。」

 今年のタカミーは年明け早々ご家族に不幸があったり、
 25年続いた夏イベが今年は出来なかったり、
 夏場はソロで全国を飛び回ったり、いつもとは違う1年になった様ですが・・・
 無事にファイナルを迎えた事で、感極まった様子でした。

高 「それでは、いろんな想いを込めて・・・この歌を。」

Pride
 最後は3人ともにセンターステージへ続く花道の入口まで出てきて、
 マイクをオフにした状態でのアカペラで締め・・・見事でした。

 かき回しから、そのまま・・・

Sweat & Tears
 今ツアー、ずっと通したVoスイッチ・・・
 もう何百回と聞いてる曲だけど、新鮮で面白かった☆

 最後はタカミーがEGでちょっと遊んでから、かき回しへ・・・

高 「どうもありがとー−−!!」

EDSEが流れ、3人さんとバンドメンバーが上手袖へ引き上げて行きました。


ここからのアンコール、客席の熱気がすごかった。
ここで終わらせられない!と言わんばかり、客席のほとんどが立ったままでした。
夏イベがなく、春以降待ちに待った秋ツアー・・・
その最後、そして今年最後のライブ・・・それに対する想いがそのまま乗り移った様な、そんな感じ。


<アンコール 3>

高 「来年・・・また[RENESSANCE]ツアーで会おう!」

 力強いヒトコトの後・・・

孤独の美学
 先日のブログのコメント欄で「この曲やって欲しいね・・・」
 なんて話していたのが現実になった様で嬉しかったなぁ(笑

 アルバム[THE RENESSANCE]収録のこの曲、
 来年の同名タイトルのツアーへの布石でしょうか・・・
 その他のアルバム収録曲を見ても、その後のライブで定番になっている曲も多いアルバム、
 そしてこのアルバムの頃から、今に濃く繋がる音楽性に変わって行った・・・そんな気もします。

 歌い終わると・・・

SE: Wonderful Days
 08年大阪国際女子マラソンのイメージソング、
 これが(一部を除いて)日本一早く聞けるのが終演後のお楽しみ♪
 坂さん → 桜井さん → タカミー サビは3人でと、Voチェンジしている曲、
 ミディアムバラード・・・な感じでした。


 SEが終わり、客席全体で三・三・七拍子をして終了でした。


大阪はいつ来ても雰囲気やノリが熱い!
改めて『ここでファイナルを迎えるのは最高・・・』と感じたこの日でした。




− 感想 (今ツアーを振り返って)−

『こー』は初日「さいたま」に参加した後・・・
自身のバースデーライブになった「よこすか」
お連れさんの「次まで(「さいたま」から「カナケン」まで1ヶ月以上も)待てない!」という言葉に押されて「府中」
そして『こー』の地元「カナケン」と、「武道館3日目」・・・
最後はツアー&年間ファイナルの「城ホール」と6ヶ所で見てきました。
それぞれで『つらつら』と感想を書いてきましたが、
総じて思ったのは、今ツアーは「シンプル」だった。
それゆえ、とてもノリやすかった気がします。
併せて今年は夏イベが無かったので、春から長い間・・・ライブを待っていた事も相まって
(と言っても『こー』は4ヶ月ですけど/汗)
非常に気持ちを込めた、または気持ちをぶつけたツアーになりました。
いつもよりもセットリストの変更は少なかった(もっとたくさんの曲を聞きたかったとも思う・・・)けど、
それでも、十二分に満足の行くものでした・・・
で、なければ28本中6本も見に行ってません(笑
単純に『ファンだから』というだけで足しげく通うほど、見方は甘くないつもりですし、
ファンだからこそ、厳しい目で見て行きたいとは思ってますが・・・
それを差し引いても、今回のツアーに関しては、
最近では相当盛り上がった部類に入るのではないかと思いますし、
自身も気持ちをこめられたツアーだったと感じました。

1年間、3人さんと支えたスタッフの方はお疲れ様でした。
来年4月からツアーが始まる事を考えると、それほど長くも休めないと思いますけど・・・
休める間はしっかり充電して頂いて、4月からは思いっきり放電して頂きたいと思います。

来年4月からの次ツアーを楽しみにしておきます☆




−おことわり−

MCについては一字一句正確なものではありません。
また客席の様子やステージ進行などについても100%正確なものではなく、
『こー』が個人的に感じた事や覚えている事でしかありません。
ここで書いた事は、あくまでも「ライブの流れ等をなぞる程度のもの」・・・と、して下さい。


上記で曲の感想を書いてない所は、過去に参加した時に書いた事と同じと思って頂いて構いません。
また気づいた事などがあったらボチボチと更新して行きます。
ツッコミや感想などがありましたら、
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 12/24 日本武道館3日目
 11/27 神奈川県民ホール
 11/07 府中の森芸術劇場
 10/17 よこすか芸術劇場のレポはこちら。
 10/05 さいたま市文化センター(今ツアー初日)のレポはこちら。


『こー』