THE ALFEE [ONE] Autumn Tour
2006.12/24 日本武道館
この日は、22・23のセットリストは全く見ないで参加しました。
まぁ、見ていたとしても「この日」に関しては参考にならんけども(汗
いつもは予習・復習を欠かさない『こー』としては、とても珍しいです。
楽しみにしていた所から、さらに気持ちを追い込み・・・ひたすらこの日を待ってました。
先の画像の通り、表の看板にリースが飾ってありました。
看板の下、アリーナ席・1階席の入口脇にはクリスマスツリーも。
さらには、入口の係員さんもクリスマスVerと言う事で、
サンタの格好をして客を出迎えます。
お決まりになりましたけど、これも「演出の内」ですし、
そういうのを見るだけでも雰囲気は盛り上がります♪
今日の『こー』は2階東N列、ステージやや横からの視点です。
ステージは北側、通常よりやや高いのもお決まり。
そしてセンターからはアリーナを左右に分断する形で花道が伸び、アリーナ中央にもセンターステージが。
良く見ると、このセンターステージは上(人が乗る面)がアクリル板で、その下にサーチライトが4発ありました。
開演中はこのサーチライトが、いい感じの照明演出になっていました。
1・2階席は北東・北西の中ほどまで開放、もちろん満席。
そして通常であればPAはステージから正面にしか向けられないけど、
[THE ALFEE]の武道館公演では、
西・東・北西・北東に向けられてのスピーカーがあるんです。
そして2階席の北東・北西には、すっかり当たり前になったステージの様子を映すスクリーンも設置。
長年の武道館公演でのノウハウや、(やや過剰な?)ファンの声にもしっかりと耳を傾けた結果です。
他所じゃあ、なかなかここまではやらないし、できませんて(汗
こういう点は他所のアーティストの制作側にも、どんどん見習ってもらいたい所です。
2度目のアナウンスが流れたのが17:57頃とやや遅めでした。
アナウンスが終わると、開演を待ちわびる手拍子が起こります。
定刻18:00に場内が暗転し開演。
OPSEとスクリーンに映像が流れます。
タイミングでステージを隠す幕が落とされると・・・
Masquerade Love
『おわぁ!!マスカレードか!!』思わず言葉に出てしまったけど(汗
実は・・・声が出るよりも先にカラダが反応して手振り上げてたんです(笑
本格的にアルコン(=[THE ALFEE]のコンサート・ライブ)に復帰して今年で3年。
何を聴いても『久しぶり』やけど、カラダは覚えてるもんですよ(笑
Boy
今ツアーではこの位置が定番でした♪
EG&ツインドラムの重低音が、ズシズシとカラダに響きます。
この曲に限らず、音圧を感じられるのもライブの醍醐味と思うけど・・・。
少なくても『こー』は好きなんですよ(笑
FUNKY PUNKY
さて、坂さんVoの曲です。
定位置を離れて、ハンドマイクを持って歌います。
広島では「声出されヘンくらい調子が悪かった。。。」と聞いた坂さんのノドは
大丈夫そうでした、ひと安心です♪
WIND OF TIME
行き倒してた頃は良く聴いた曲です☆
拳振り上げたり、手拍子とか・・・カラダが勝手に動くんやわ(汗
悲劇受胎
MC:坂さん+桜井さん+タカミー
今日のネタは「私とクリスマスケーキ」(笑
呼び込まれて下手から登場した桜井さんが「桜井賢とクリスマスケーキ」について話し出したけど、
坂「そういえばクリスマスケーキてお店(桜井さんの実家の商店)でも作ってるの?」
桜「んなわきゃないでしょう〜取次ぎですよ(笑」
坂「秩父でもクリスマスの習慣てあるの?」
桜「あれは世界共通でしょう〜!」
坂「実際にツリーに使う木を裏山から切り出して来たんですよ!?」(途中で手を広げて「こーんな大きいのを」とジェスチャーで表現)
等など、桜井さんのご実家や地元の事を坂さんが引き合いにだし、2人でボケツッコミ。
・・・結局本題には入れず、この話は次の人に託す事になり、タカミーが上手から呼び込まれます。
話を振られてタカミーは・・・
「アタマ(の中身)は生クリーム、カラダはスポンジ・・・触ってみる?やわらかいよー」何のこっちゃ・・・。
桜井さんと坂さんがタカミーに寄って行って、触り始めるけど、
すぐに坂さんとタカミーが巧みに桜井さんを両側から挟もうと試みます、何か悪巧みを思いついたに違いありません(笑
桜井さんは特に抵抗する素振りもみせず「ん!?なになに!?」てな感じでキョロキョロ。
ほどなく坂さんとタカミーが桜井さんを両側から挟み、さらに腕を掴んでひと言・・・
「ケン○ッキーフライドチキンの前に立ってない?」
このひと言に桜井さんは脱力、場内は大爆笑。
この時の桜井さんは、白のスーツ上下に赤色系のネクタイ、
メガネやないけどグラサンをしていて、口ひげもアゴひげもある・・・
カーネ○おじさんに見えなくもないね(笑
この日のMCは・・・何となく、まとまらないまま終了した感じかな?
Wind Tune
冬と言えば外せないですね♪
しっとりとタカミーが歌います。
孤独の影
UNCROWNED KINGDOM
何度か書いたけど、座ったまま聴きたくないよ(泣
次にツアーで歌う時には、立ちコーナーでの繋ぎに。
MC:タカミー
愛を惜しみなく
イントロが始まってすぐにステージ前で大音響と共に花火(単色の火柱)が上がります。
何気に3人さんが後ろに下がったし、近くに居たカメラクルーやクレーンカメラも避難していた時でした。
そもそも、ステージ最前に何か仕込んであるのは分ってたんです、
ただ『何を仕込んだのか』と言う事と、それを『いつ使うのか』が分らなかったけど・・・ここでした(汗
おおよそ特効を使うイメージの無い曲で使われたので、
全く気抜いてた方が多かったと思います。
・・・お隣さん、メッチャビックリしてましたわ(笑
ONE LOVE
今ツアーで初お披露目された曲で、ツアー中に発売された[ONE]に収録されてました。
そのアルバムが発売された以降、最初に見た神奈県よりも客席のノリが合いつつありましたね・・・
もうひと息か?
LIBERTY BELL
ライブで聴くこの曲は大好き♪
会場が大きければ大きいほど、客席のぴったり揃った振り付けや手拍子も映えます。
明日の鐘
春の嵐
ここで花道脇にあった送風機が動き出して、そこから桜の花びらが吹き上がります。
上から「舞い落ちる」のではなく、まさに嵐の様に盛大に「舞い上がる」様でした。
通常の特効で使う花びらではなく、小さい花びらが使われていました。
舞い上げられた花びらはアリーナの真上にある武道館常設のスピーカーの高さまで舞っていて、
実際に2階席の前列なら届いていた様に見えました。
アリーナ最後方にあるPA・照明卓近辺にもたくさん降ったらしく、
スタッフさんがノートとかで仰いでたっけ(汗
それにしても、この演出はステージ正面から見たかった〜〜〜、
絶対良かったはずやし、見応えがあったはず(惜
でも、この演出は「貸す側」が良くOK出したな(汗
ONE
ライブでしか聴けない桜井さんの独唱で終わるのが最高(惚
アリーナツアーになって、
ここのブロックは一番新しいアルバム[ONE]からの曲が多数を占め、
そのイメージがガラリと変わりました。
そして最後がONE、いい終わり方になったと思います。
19:50終了
アンコール1
ブルースブラザーズバンドのテーマ(やったと思うけど思い違いかな・・・)が鳴ります、
そう、この曲が流れれば・・・もう1つの3人組の出番、
下手からエンジェルベアーをパスしながらBEAT BOYSの登場です!
「オペラが歌いたくなる」と言う期間限定発売のチョコを食べたヒゲのおっちゃん・・・
オーソレミヨを熱唱♪
これが、また上手いんだな♪
[THE ALFEE]の
右の天然ぶり「果物のすだちを皮むいて食べちゃうんだぜ(笑」
真ん中の腹黒ぶり「目がパッチリしてる時は眠い時なんだぜ、顔は笑ってるけど心から笑ってないんだぜ(笑」
左のアホさ加減「天然記念物級のアホ!(笑」となじった後
お決まりになった万歳三唱(汗
まぁ、景気付け・・・と言う事で♪
サ「俺たちのノリノリでダンサブル(←こう言うんですってば/汗)なナンバーを聞きたいかー!!」 客「Yeah−!!」
サ「OK!カモーンレーッツダンシーン」 客「キャー!!」
いいんです、こういうノリもありなんです(笑
HARD FUNKY NIGHT
BAD MORNING
2曲を歌い、登場時と同じ曲に乗せてBEAT BOYSの3人さんは
下手のステージ袖へ下がって行きました。
・・・が、Drのバスドラが鳴ります。
♪ドン・ド・ドドン♪ドン・ド・ドドンとリズムを刻んでいると、
ステージ後ろのスクリーンには、
「アンコール!」「アンコール!」「ENCORE!」「あんこ〜る!」と順番に映し出されます。
リズムに合せて、客席も一緒に「アンコールッ!アンコールッ!」
やがてスクリーンには次の様な文字が
クリスマスイブだけど今夜のアンコールも(←「も」を大文字で強調)
これに続いた文字は・・・
Yellow Sunshine
客席大歓声!
今回はセットリストを全く見ないで来た『こー』も、もちろん大喜び(笑
そしてBEAT BOYSがアンコールの為に再登場!
Yellow Sunshine
2年ぶりに聴いた曲でした、2年前も・・・ここで聴いてるんだよね(泣
サビでは曲に合せて、手のひらを表・裏・表・裏とクルックルッとさせるのも楽しいし、
「♪〜本当の愛に、たどりつくまで〜、WOW、WOWOW」で、ちゃんと脇を締めないとね(笑
ムチャクチャ盛り上げてBEAT BOYSの3人さんはステージ袖へ下がります。
ステージ上は暗転、山石さんのP演奏が流れる中をTHE ALFEEの3人さんが再登場。
そのままセンターステージへ・・・
3人揃ってのアカペラで「♪ほっしぞらの〜」と歌われれば・・・
星空のディスタンス
何度見てもいい流れですし、スッと雰囲気に引き込まれます。
Stand Up, Baby (Punk Mix)
金色のテープが打ち上げられました。
銀ではなく金と言うのは珍しいけど、とても煌びやかでしたよ♪
いつもより圧力が高めやったのか、かなり遠くまで飛んでいた感じでした。
アンコール2
White ChristmasのSEに乗せて
スクリーンにクリスマスリースが映し出されます。
そして、重なる様に「Merry Chirstman」の文字、
ここからは年に1度のクリスマスVerのアンコールです♪
スクリーンを見れば、さらにトナカイが引くソリに乗ったサンタが行き来します。
そんな雰囲気の中を3人さん登場、定位置へ。
坂さんのAGが武道館に鳴り響きます、いきなしお目当ての曲のOPです☆
聖夜 −二人のSilent Night−
この日はこの曲を聴きたいが為に集まった人が大多数☆
年に1回、この日にしか歌われない曲にも関わらず、
寸分違わぬ振り付けと手拍子で盛り上げる客席♪
壮観のひと言ですよ(泣
恋人たちのペイヴメント
これも冬に歌われる機会が多い曲ですね。
サビでのタカミーのハイトーンボイスが心地いいです。
When You Wish Upon A Star ([THE ALFEE]Ver)
映画ピノキオでお馴染みのこの曲、邦題では[星に願いを]です。
これをアレンジしたものを歌うのも、お馴染みですね〜♪
聖夜もそうですけど、こういう「ならでは」の曲を聴くと
普段は絶対にない「特別」な夜のライブを、より一層実感できます。いいもんです(嬉
MC:タカミー
シーンと静まり返った客席にタカミーのMCだけが響きます。
「今夜はクリスマスイヴ、世界でいちばん穏やかな優しい夜。」と話し始め、
この日にはプレゼント交換をしたりして、愛を確かめ合うけども、
本当の愛は目に見えないものなんじゃないか。の様に続き、
「今夜ここに集まってくれた全ての人たちのために、ピュアな心で聞いて下さい。」
と、まとめ・・・
天河の舟
坂崎さんがリードVoの曲、
来年か、それ以降のライブまで聴ける機会がないと思っていただけにビックリ。
この日のサプライズはこれでしょう♪
賛美歌 539番
3人さんの見事なアカペラが響きます。
キリスト教系の明学(明治学院大)在学と言う過去がある3人さん、
こういう曲は、実はお手の物やったりするんですよね。
CATCH YOUR EARTH 2003
『うわぁ・・・久しぶり〜』と思わず。(何を聴いても久しぶりなんですけどね/汗)
サビでの「♪〜CATCH YOUR EARTH BLUE STAR〜」に合せての振り、
一緒に出来ると嬉しかったりします♪
曲の最後でタカミーが「世界に平和を!皆に愛を!」
そして「俺に幸せを!(笑」と3段落としで叫んでましたね。
SWEAT & TEARS
3人揃って、ずーっとセンターステージで歌われました。
武道館のセンターステージなんて、いろんな意味で悪条件な所でずーっと歌ってくれているのを見ていたら・・・
何だか泣けてもうたやん(泣
この日は曲の歌い終わりから賛美歌(何番かは分らないです)に繋ぎ、見事なアカペラで締めです。
ここでは鳥肌(汗
アンコール3
MC:タカミー
締めのMCの後に、タカミーがAGを持ちます。
「やるのは初めてかな?」と言う言葉に続いて歌われた曲は・・・
Innocent Love (アコースティックVer)
坂さん・タカミー2人のAGに、桜井さんのVo、このスタイル好きなんです♪
これも「らしさ」ですね〜♪
ハードロック(ある意味ではメタルとかにも近い?)からフォーク・バラードまで・・・
つくづく守備範囲の広い人たちや(汗
至上の愛
今ツアーのEDはこの曲で通してますね、
今日は変わると思ったけど、変わらずに通しました。
歌い終わり客席に礼をして、3人さんは上手・下手の方向に花道を走り客席に挨拶。
終演は21:43
会場全体で、恒例の万歳三唱をして終了です。
終演した時間と会場の雰囲気から『もう一押し』あってもいいんじゃないか、
と思いもしたけど・・・まぁ、良しとしましょう。
どこかのMCで話した、今年で20年連続になったクリスマスイヴの武道館公演について、
「もうみんなとは、いったい何年イブを一緒に過ごしているだろう・・・」と感慨深く話し・・・
「そんじょそこらの夫婦や恋人でも、こんなに数多くイブを一緒に過ごさないぞ!!」
と笑いを誘いましたけど、
『こー』も『何回来てるんだか・・・』って感じです。
来年以降も・・・きっと『行きたい』と思ってしまうんでしょうねぇ(汗
充実感と満足感でいっぱいのイヴコンでした。
『こー』